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☆中村ケンゴ関連情報
■横浜美術館コレクション展 2015年度第1期 「身体からかんがえる コレクションにみる身体表現―現代美術を中心に」
《コンポジション・トウキョウ》が展示されます。
2015年 3月28日(土)~5月31日(日)
横浜美術館

■美学校企画ギグメンタ2015「日本画のハードコア」
2015年 4月7日(火)~4月12日(日)
The Artcomplex Center of Tokyo 2階 ACT5

■「Nouvelle ère du Japon-日本の新たな時代」
2015年 6月3日(水)〜6月16日(火)
ギャルリーためなが パリ
18, AV, MATIGNON, 75008 Paris, France


●著書「20世紀末・日本の美術ーそれぞれの作家の視点から」(アートダイバー)
編著:中村ケンゴ
共著:眞島竜男、永瀬恭一、楠見清、木村絵理子、小金沢智
価格:1800円+税

●図録 中村ケンゴ展「モダン・ジャパニーズ・ジャパニーズ=スタイル・ペインティング1994-2014」掛川市二の丸美術館
発行:NPO法人 掛川の現代美術研究会
価格:1000円+税

中村ケンゴ / Kengo Nakamura

4.3(Fri.) - 4.25(Sat.), 2015

Reception 4.3(Fri.) 18:00-20:00
11:00 - 19:00( Closed on Sunday and Monday & Public Holiday)

 

中村ケンゴ図鑑 -10年代の作品を中心に

●中村ケンゴ編著「20世紀末・日本の美術ーそれぞれの作家の視点から」を先行販売いたします。

「自分以外 / Without me」 2014, 130.3 x 130.3cm, mineral pigment, pigment & acrylic on Japanese paper mounted on panel

MEGUMI OGITA GALLERY 東京都中央区銀座2-16-12銀座大塚ビルB1

MEGUMI OGITA GALLERY B1 2-16-12 Ginza, Chuo-ku, Tokyo

この度メグミオギタギャラリーでは、中村ケンゴ個展「中村ケンゴ図鑑 -10年代の作品を中心に」を開催致します。
 中村ケンゴ(b.1969)は、多摩美術大学・大学院で日本画を学び、Eメールで使われる顔文字や、ワンルーム・マンションの間取り図、マンガの吹き出しやキャラクターのシルエットなど、現代社会を表象するモチーフを用いたユニークな絵画を制作し続けてきました。さまざまなシリーズを擁する中村の作品は、現代社会や大衆文化の中に生きるわたしたち現代人にとってリアルな感覚が描かれています。

 日本画の技法で描かれる作品は、「日本画」概念成立の問題を基点としながら、美術史にも強くコミットしています。時にルネサンスのボッティチェッリ、抽象絵画の先駆者であるモンドリアン、あるいはポップアートの第一人者であるウォーホル等からイメージを自在に引用(アプロプリエーション)しながら、今を生きる作家自身の現実を鋭く抽象化したシリーズを展開してきました。
手塚治虫のモブキャラのシルエットで構成された「自分以外」という作品シリーズがあるように、中村ケンゴは「自分以外」のイメージを確信犯的に借用することで自作を構築しているといえるでしょう。

 また、絵画制作だけでなく、他ジャンルのクリエイターとのコラボレーションのほか、展覧会、シンポジウムの企画運営を手掛け、今春は『20世紀末・日本の美術ーそれぞれの作家の視点から』(編著:中村ケンゴ 共著:眞島竜男、永瀬恭一、楠見清、木村絵理子、小金沢智)を刊行するなど、現代を代表する美術作家のひとりとして国内外で活躍の場を広げています。

 2014 年にデビュー20周年を迎えた中村ケンゴは、この年新たな展開を迎えようとしています。
今展では2010年以降の大作を中心に展示し、回顧展の一室、あるいは図鑑の1ページを彷彿とさせる空間を出現させることで、全ての過去と未来を繋ぐ現在にあっての作家・中村ケンゴに光を当てます。俯瞰してみれば一貫した哲学が流れているのを感じ取ることができるのではないでしょうか。
 鑑賞者を美術史の豊かな水源へと誘いながら、そこに新たな歴史を刻み込まんとする中村ケンゴの軌跡を是非体感してください。

Kengo Nakamura (b.1969, graduated from MA Japanese Painting Course, Tama Art University) uses our familiar subjects being representative of a modern society such as floor plans of studio flats and speech balloons of comic books for a motif of his Japanese painting based works.
His unique art work created with the technique of Japanese painting on the basis of Art history expresses our realistic feeling or popular culture in the modern world.
Also Kengo has planned and held symposiums or exhibitions with many creators irrespective of the genre of a field.
Kengo's paintings have been shown in numerous exhibitions beyond the confines of the country.

After this year, the 20th anniversary of his career as a painter, Kengo will develop a new style for his next stage.
In this exhibition, MEGUMI OGITA GALLERY presents his large works focusing on the ones released after 2010.
It'll be reminiscent of a page of Catalogue Raisonné (Zukan).
Don't miss "Kengo Nakamura Zukan".

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