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大谷一生 / Issei Otani
2020.11.17 (Tue.) - 12.5 (Sat.)
11:00 - 19:00

​日・月・祝日休廊

Closed on Sunday, Monday and public holidays

​★360°オンラインビューイング公開中

360° online viewing available from here

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WHERE IS LOVE.

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“上には上がある/There Is an Upper” 2019, 162.1 x 112cm, mixed media on canvas

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“アトリエのカマキリ/Mantis in the Studio” 2020, 112.1 x 162.1cm, acrylic on canvas

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“星の歌/Star Song” 2020, 162.1 x 162.1cm, mixed media on canvas

MEGUMI OGITA GALLERY 東京都中央区銀座2-16-12銀座大塚ビルB1

MEGUMI OGITA GALLERY B1 2-16-12 Ginza, Chuo-ku, Tokyo

 この度メグミオギタギャラリーでは、大谷一生個展 ”WHERE IS LOVE.” を開催致します。

 1977年生まれの大谷一生は和光大学芸術学科で学び、身近な存在を題材として描きながら精力的に作品を発表しています。本年、青山グランドホテルの開業に伴い制作された作品が客室や廊下に常設展示されるなど、ジャンルに捕われず幅広い活躍を見せています。

 

 大谷はアクリル絵具やスプレーなどを用いて絵画を制作します。作家の内的世界を反映させたような鮮やかでエモーショナルな画面や、主観的な意識過程を対象物の歪みによって強調させるような描写は西洋近代画、こと表現主義の作品を彷彿とさせます。一方で平面的な構成、線の強弱による生命の躍動感、下絵の無い一発描きの水墨画を思わせるグラフィックで瑞々しい表現など、伝統的な東洋美術の影響も随所に見られます。彼は東洋と西洋が融合した、現代の日本における作家としての可能性を追求し続けています。

 大谷作品の特徴の一つに、音楽制作を通して培った「時間」の意識が挙げられます。作品の中の人物や動物たちが持つ力強く生き生きと輝く目は、寧ろやがて来る命の終わりを予感させ、鑑賞者の複雑な感情を喚起します。生と死の対比的なモチーフは万物の始まりと終わり、色は命や現在を、色がないことは過ぎ去りし過去を暗示しているかのようです。また楽曲=絵画がそれぞれに展開しながら、アルバム=展覧会が一つの作品として成立するような、部分から全体への移行に伴う音楽的ダイナミクスをそこに見ることもできます。

 

 今展では最新の大作を中心に約20点を展示致します。異なる要素をサンプリングしながら全く新しい楽曲を創造するヒップホップのように、作家自身の多様な経験が基になった作品は常に観る者を刺激し、新鮮な感動を与えてくれることでしょう。大谷一生個展 ”WHERE IS LOVE.” は、会場にお越し頂けない方のためにウェブ上でも展覧会を公開致します。

プロジェクトルームにて

“バンクシー” 同時開催

版画5点を展示

弊廊では安全のため、スタッフのマスク着用、手指の消毒、スペースの清掃および換気を行なっております。
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