HxS
2021.12.7 (火) - 12.18 (土)
12.13(月)休廊
11:00 - 19:00
*会期中、作品の販売はございません。
*新型コロナウイルス感染症対策のため、混雑時にご入場をお待ち頂く場合がございます。
*今展に関する個別のお問合せには対応致しかねます。
最新情報はHxSのインスタグム(https://www.instagram.com/hxsxk)にてご確認下さい。
ソフトビニールの怪獣展 2021 / Softvinyl Kaiju Exhibition 2021
メグミオギタギャラリー 東京都中央区銀座2-16-12銀座大塚ビルB1
MEGUMI OGITA GALLERY B1 2-16-12 Ginza, Chuo-ku, Tokyo
この度メグミオギタギャラリーでは、HxS個展 “ソフトビニールの怪獣展 2021” を開催致します。ソフトビニール怪獣作家HxSは、そのデザインから原型、成型、彩色に至るまで、全ての工程を一人で行ってます。ソフトビニール人形は原料であるゾルを金型に流し込み、焼き固めたものを抜き出して作ります。その作業工程は昭和初期から今日までほぼ一貫しているものの、彼は独自に様々な成型を試す中で、より良い作品を生み出すための努力を欠かしません。
約30年前にHxSの父親がオリジナルコングのソフトビニール人形を制作、家業を継いだ彼は「このかっこいいコングをスタンダードサイズで蘇らせたい!」と感じ、そこにゴリラ獣の世界が誕生しました。その後ゴリラ獣と戦う相手として、メカゴリラ獣、チラノ獣など自作の物語に沿ったオリジナル怪獣を生み出し続けています。
HxS作品において、その職人魂による完成度の高さは特筆すべき点と言えますが、それは写実性を重視した現代の多色塗装品が目指すものとは一線を画します。むしろ気軽に手に取り童心に返って遊びたくなるような、古き良きソフトビニール怪獣を理想とする彼の作品は、一見簡単な彩色の中にも、観る者に確かなこだわりを感じさせます。またそれらの怪獣には、凶暴な風貌ながらどこか憎めない絶妙なデフォルメが施されています。
そして自身の世界観を、イラストレーターや刺青師、画家などの手を介して広げる方法も特徴的です。挿絵やプラモデルの箱絵などを手がけた、昭和を代表するイラストレーター渡辺正美氏を起用し制作された原画はHxSの真骨頂であり、他の才能を巻き込む作家としての魅力は計り知れません。
今展では新作5点を含む立体作品30点と、平面作品5点を展示致します。ソフトビニール界において確固たる地位を築いてきたHxSの個展にご期待下さい。
弊廊では安全のため、スタッフのマスク着用、手指の消毒、スペースの清掃および換気を行なっております。
ご来廊のお客様につきましても、下記の点をご理解、ご協力頂ければ幸いです。
・マスクの着用、手指の消毒をお願い致します。
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