2019. 5.10 (Fri.) - 6.1 (Sat.)
11:00am - 7:00pm(Closed on Sun., Mon. and public holidays)
Opening Reception 5.10 (Fri.) 18:00 - 20:00
GREAT DEBATE
"The Great Debate (The Atomic Fly)” 2019, 101.6 x 101.6cm, Mixed media on canvas
"Lil Mama As Gaia" 2019, 127 x 127cm, Mixed media on canvas
MEGUMI OGITA GALLERY 東京都中央区銀座2-16-12銀座大塚ビルB1
この度メグミオギタギャラリーでは、日本初となるヘブル・ブラントリー個展「GREAT DEBATE」を開催致します。
ヘブル・ブラントリーはクラーク・アトランタ大学で映画の学士号を取得、デザインとメディアイラストレーションのバックグラウンドを持ち、現在はロサンゼルスに在住しながら数多くの個展やグループ展、アートフェアに参加しています。
彼は地元シカゴの個展で全国的な知名度を得て、さらにハリウッドセレブ、俳優、ミュージシャンなどの間で人気が高まり、ロンドン、サンフランシスコ、アトランタ、マイアミ、シアトル、ロサンゼルス、ニューヨークなど様々な都市で展覧会が開催されています。また日本でもファッションブランドBAPEとのコラボレーションアイテムが販売され、他にもNike、Adidas、Hublotなど様々なブランドとコラボレーションするなど人気を集めています。
ヘブル・ブラントリーはコンセプチュアルなキャラクターを通して、鑑賞者を彼の作品世界に引き込んでいきます。彼が生み出すキャラクターは郷愁、精神、力や希望など複雑な人間の内面を表現しています。そうした重層で多面的な作品の中にも、鮮やかな配色やポップアート的なモチーフが親近感を与えています。1960年代から70年代にかけてシカゴ南部で起こった、アフロ・コブラ・ムーブメントに大いに影響を受けた彼は、アフリカにルーツを持つ自身の疑問を追究するため、壁画やグラフィティなど一連の作品に取り組んできました。
ブラントリーの作品には正義と悪、中心と周辺にあるものが混在しています。近い将来私たちに起こりうることを、日常のごく当たり前のこととして描く作風には、日本のマンガやポップカルチャーの影響が見て取れます。彼は油、アクリル、水彩絵具やスプレー塗料から、コーヒー、紅茶など伝統に縛られないものまで幅広く画材として使用しています。
今展では、新作計12点を展示致します。テクノロジーがますます飛躍している現代において、彼の作品は日々の進化を改めて鑑賞者に意識させるものになるでしょう。ヘブル・ブラントリーの日本初個展「GREAT DEBATE」にどうぞご期待下さい。