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フェムケ・ヒエムストラ / Femke Hiemstra

2019.10.18 (Fri.) - 11.9 (Sat.)
11:00am - 7:00pm(Closed on Sun., Mon. and public holidays)

 

Opening Reception 10.18 (Fri.) 18:00 - 20:00
 

極限環境生物/ Extremophiles

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“New Shift” 2019, 30 x 26 x 3,5cm, acrylic on panel, framed

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"Photo Finish” 2019, 38 x 32 x 1.5cm, acrylic on panel, framed

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"Taxi” 2019, 32 x 24 x 2,5cm, acrylic on panel, framed

MEGUMI OGITA GALLERY 東京都中央区銀座2-16-12銀座大塚ビルB1

 この度メグミオギタギャラリーでは、日本初となるフェムケ・ヒエムストラ新作個展「極限環境生物」を開催致します。

 フェムケ・ヒエムストラ は1974年オランダのザンスタットの自然の中で生まれ育ちました。自然を愛する彼女は、将来は獣医、森林保護あるいは馬と共に過ごすなどと考えていましたが、クリエイティブな世界へ進みます。
 ユトレヒト芸術学校(イラストレーション、1994 -1997)を卒業後、フリーランスのイラストレーターとして10年間活動しましたが、その独創的な作品はファインアートの世界でも注目されることになります。
 主な著作には“Rock Candy”、“The Timid Cabbage”などがあります。

 彼女の作品はキャラクターや擬人化された植物や動物、現実と虚構の混在した、寓意的でシュールな世界です。物語に登場する生き物たちが、人間のように長所と短所を持って振る舞います。また様々な言語のタイポグラフィを作品内に登場させ、古い絵本、雑誌の挿絵や表紙のような、ユーモラスでポップな印象を与える手法も特徴です。一方で彼女は戦い、狩り、愛する者の喪失、ロマンチックな死など、強い感情を伴うより暗い主題にも魅力を感じると言います。
 作品のインスピレーションとして音楽の歌詞、ニュース、奇妙なあだ名、動物の習性、自然、手書きのタイポグラフィが入った古い包み、タトゥー、古い百科事典、花火の包み紙、時代物のおもちゃ、漫画、日本の木版画、古いリトル・ゴールデン・ブックス、ブリキのおもちゃの収集品、マックス・エルンストやヒエロニムス・ボスの絵画、ホセ・グアダルーペ・ポサダの版画などを挙げています。

 絵画の他にも古い本や石の表面に、アクリル絵具と色鉛筆の繊細な層で制作された作品もあり、共に世界中のギャラリーで発表されています。またそのスタイルはアンダーグラウンドであるにも関わらず、熱心なファン層が存在しています。

 今展では、擬人化された月や太陽が登場する作品“New Shift”をはじめ、新作絵画を10点展示致します。フェムケ・ヒエムストラ新作個展「極限環境生物」に是非ご期待下さい。

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